にゃかがわの雑記帳

Twitterでは書ききれんなぁと思ったことを不定期に書いていきます。 @nyakagawa_r https://misskey.io/@nyakagawa_r

広く浅く

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 前回、「オリックスが優勝したのでブログを書きます」みたいに言って、結局ズルズルと2ヶ月も放置してしまった。

 いや、書こうとは思っていたのだ、書こうとは思っていたけれど、気づいてしまったのだ。そもそも自分には書けるようなことが大して無いということを。

 だって、オリックスのことなら自分よりも詳しい人達が3人も山のようにいる。今更自分が何か書いたところで大して面白い読み物にもならないし、皆ほど熱心に試合を見ていた訳でもない。せいぜい2年くらいざっくりと見ただけで、チームの歴史や編成や試合内容について熱く語れるような知識があるわけでもない。決してオリックスに興味が無いわけではないけれど、実際のところ2試合に1試合くらいのペースでしか見ていないのだから。仕事で疲れた日は帰ってきてすぐ寝てたし、DAZN開いても3回表で0-5とかになってたらそっ閉じしてたし、そもそも自分は野球だけじゃなくてサッカーとか競馬とかいろいろなものを見ていて、そっちを優先する日もあって…「広く浅く」の極地みたいな人間なので。

 毎試合熱心に見ている人からするとろくでもない奴だなと思われるかもしれないけど、だからこそ、1つのものをずっと追いかけるって凄く大変だし、尊敬に値する行為だなとは思っている。

 

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 そんな自分でも、日本シリーズ(第5戦)は見に行った。ハラハラした。とても楽しかった。そして思った。今はそれだけでも十分なのではないかと。誰かのためにファンをやっているわけではないのだから。自分が楽しむためにやってるのだから。

 そんな感じで、僕は来年も広く浅くマイペースでオリックスの試合を見ていく予定です。とはいえまず京セラには行ってみたい。舞洲で2軍の試合も見てみたい。やりたいことはたくさんある。よろしくおねがいします。

 

 

ほんとうの「きさらぎ駅」の思い出

 

「きさらぎ駅」という2ch発の有名な都市伝説がある。

 

グーグル検索の県1位 架空の「きさらぎ駅」:中日新聞しずおかWeb

 

 雑に要約すると、電車に乗った女性が「きさらぎ駅」という謎の駅に辿り着き消息を絶つ…という話で、その話のモデル(?)になっているのが静岡県浜松市を走る遠州鉄道と"さぎの宮"駅。こんな変な話を広められて鉄道会社としてもさぞ迷惑千万…かと思いきや割と乗り気らしい。

 最近ではテレビアニメにも出てきているようで、Twitterにおける私の観測範囲でもちょっとした話題となっていた。 

 

 そしてこの遠州鉄道だが、私の地元の路線である。そりゃあもう数え切れないくらい乗ったし、きさらぎ駅…じゃなくてさぎの宮駅も数え切れないほど利用してきた。だからこそ、数年前にきさらぎ駅の都市伝説を知った時は「え?何で?」という気持ちになった。

 何しろ、この路線には怪談のネタになりそうな要素がほとんどない。地方のローカル私鉄とはいえ日中は12分間隔で走っており、単線としてはかなり過密ダイヤだし、道中にトンネルが1つもない。始発から終点まで市街地と住宅街を走り抜ける、地方都市の通勤通学路線なのだ。朝夕は常に混んでおり、にぎやかで、沿線人口も多い。「見知らぬ電車に乗ったら異世界にワープ」みたいなイメージが全く湧いてこないのである。

 とはいえ、その"物語"の舞台にさぎの宮駅が選ばれた理由は地元民なりに推測する事ができる。というのも、さぎの宮遠州鉄道沿線の中では駅前がかなり寂しい部類に入る。名前の通り「鷺ノ宮団地」の最寄り駅なのでむしろ乗降客は多いのだが、駅の目の前に商業施設が無かったのだ。今でこそ近くにコンビニと和食レストランが出来たが、この都市伝説の初出である2004年頃といえば、駅の西隣には閉店して半ば廃墟と化したパチンコ店と無駄に広い駐車場が、東側には農業用水と民家と田畑があるだけで、夜になると周囲一帯は真っ暗だし、確かに怪談話の舞台になりそうな雰囲気だった。そんな暗闇の中で唯一煌々と明かりに照らされた駅舎とホームは、どことなく異世界感を醸し出していたかもしれない。

 

 そしてこの駅の目の前にあったパチンコ店。ここが今日の話の舞台である。私の記憶にある限り、少なくとも25年前には閉店しておりずっとずっと放置されていた。電車に乗ってるときもホームに立っているときも必ず目に入る場所だったのでよく覚えている。

 転機が訪れたのが今から13年くらい前。その頃自分は高校生だったが、ある日、電車に乗ろうとホームに立っていると、パチンコ屋の建物に知らない看板が掲げられていることに気づいた。見ると聞いたことのない会社の名前が入っている。どうやらこの建物を借りたらしい。事務所なのか作業場なのか知らないが、わざわざこんなボロい建物を使わなくても他にいくらでもあるだろうと思ったが、賃料が安かったのだろうと納得した。

 それから数日後、またホームで電車を待っていると、ずっと無人だったパチンコ店の駐車場が車で埋まっていた。そして、何やら大勢の人がゾロゾロと建物の中に入っていく。スーツ姿の男が数人駐車場に立っていて、客と思わしき人達を店内へと誘導している。客は老若男女バラバラだったが、若干高齢者が多いような気がした。何かのイベントだろうか?自分にはよく分からなかった。

 それからまたしばらく経った日、今度は建物の中からゾロゾロと人が出てくる光景に遭遇した。みんな大きな紙袋をぶら下げてニコニコしている。一体何の集まりなのかさっぱり分からないので手元のガラケーで会社名をググったら、関連ワードに出てきたのは「催眠商法」という文字だった。要するにそういうことだったのだ。ゾロゾロと出入りしているのは販売会に集まった客で、紙袋の中身は何だか良く分からないけど、中で購入した高価でありがたい物が入っていたのだろう。パチンコ屋の跡地を借りたのは、大勢の客を集めるのに手頃な広さだったからなのだろう。当時は円天の事件が話題になっていた頃で、まさか自分の近くでもこういう話が湧いてくるなんてなぁと驚いたのを覚えている。

 その後も、駅で電車を乗り降りする度に事務所を出入りする人達の姿が目に入った。みんなニコニコして幸せそうだった。僕はそれを見る度に何とも言えない複雑な気持ちになったのだった。やがて、いつの間にか事務所はなくなり、今では前述の和食レストランになっている。だが、あのパチンコ店の建物には自分の知らない異世界への入口が確かにあったのだ。

 あそこでニコニコしていた人達は今頃どうしているんだろうか。未だに異世界を旅しているのだろうか。そんな感じのことを、最近の「きさらぎ駅」の話題で思い出したのだった。

 

 

断・ツイッター日記

 

これは、ある男が2週間に渡り、大好きだったツイッターを(ほぼ)断ち切った記録である。 

 

 

12/16(水)(0日目)

 本日夕方、「これから2週間ツイッターを断つ」という最後のツイートを行った。その直後、とりあえずスマホからツイッターアプリを消去。ツイッターの無い画面に違和感を覚えつつもこれから2週間継続する決心を固める。

 にも関わらず、数分後には自分の「禁ツイッター宣言」に対する皆の反応が知りたくて知りたくてブラウザからツイッターを開きそうになる。がどうにか耐えた。寝るまでは普段あまり巡回しないwebサイトなどを見て気を紛らわせた。

 ああツイッターやりたい。せめて反応くらいは見とけばよかった。

 

12/17(木)(1日目) 

 今日から本格的に禁ツイがスタート。昨日からスタートでもいいと思ったが、せっかくなのできっちり14日間やろうと思う。

 さて、普段は起床の後出勤までだらだらとツイッターを見ているのだが、それが無いおかげか時間にゆとりを感じた。

 日中は仕事に忙殺されたせいでツイッターの事など頭から忘れかけていたが、本日の東京都内の新型コロナ感染者が822人と知りどうしても触りたくなる。しかしどうにか我慢。ああ、ツイッターに何か書きたい。フォロワーはどうしているのだろうか(たぶん何の反応も無いだろうけど)。

 最終的には今日もYouTubeの動画などを見ていたらツイッターは我慢できた。果たして本当に2週間続けられるのだろうか。

 

12/18(金)(2日目)

 キンタマキラキラ金曜日。相変わらずツイッターがどうなってるのか気になるが、禁断症状というほどではない。

 そういえばツイッター閲覧に伴うイライラの発生が無くなったなと思った。毎日毎日人の争うタイムラインとか、見なくてもいいようなクソツイートとかクソアカウントとかばっかり見てたもんな。わざわざ「トレンド」を見てしまうのが諸悪の根源だと思って、「現在の場所」をブルネイとかフェロー諸島とかにしてもあんまり効果は無かった。なんJ嫌儲はいくら見ても平気なのに、どうしてツイッターだとメンタルが悪化するのだろう。

 あと、この日記を書いているとツイッターをやりたい欲求が紛れる気がする。明日あたり1か月以上書いてないブログも書こう。初めてシーズン通してプロ野球(主にオリックス)を観た感想をいい加減に書かないといけない。ツイ禁の2週間が明けたらこの日記も載せる予定である。

 

12/19(土)(3日目)

想定外の事態」が起きたためにやむなくツイッターにアクセス&ツイート。純粋な「禁ツイッター」がわずか2日半で終わってしまったのは情けない話だが、あくまでもツイッター依存から脱するのが主目的なのだと気持ちを新たにする(しかしまさか受賞するとは)。

 夕方から夜にかけて無意識にスマホに触れることが増えた。触れた後で「ああ、ツイッターやめたんだ」ってなった。ブログは結局書かなかった。ツイッターやめたからといって他の事が捗るわけではないらしい。

 

12/20(日)(4日目)

 ゲームなどしてダラダラと過ごす。不思議なことに、昨日とは打って変わってツイッターが全く気にならなかった。気にならなさ過ぎて日記に書くことが無いくらい。休日だからかもしれない。

 

12/21(月)(5日目)

 もはや1日中全くツイッターが気にならなくなっていた。イライラも無くなったし、精神的にも非常に安定している。だからといって、ダラダラと過ごす日常が劇的に変化したわけではないのだが。結局ブログもまだ更新してねぇ。この日記も書くのが面倒になってきた。もう、何かあった日だけ書くって事でいいかな。

 

12/22(火)(6日目)

 早朝、はてな匿名ダイアリーを観てしまった。これが大失敗だった。行き場を失った狂戦士がウヨウヨサヨサヨしている。これじゃTwitterを見てるのと何も変わらないじゃないか。そのまま暗黒面にズルズル引き込まれそうだったがどうにか10分くらいで切り上げた。もう見るのやめよう。

 

12/24(木)(8日目)

 1日空いたのはとうとう昨日の日記をサボってしまったから。まあ、あんまり書く事もなくなってきたからなぁ。ちなみに今日は早い冬休みを取って年末の掃除をした。普段わざわざ年末に掃除なんてしないけど。

 相変わらずツイッター欲は無い。ただうっかりワイドショーとか見たらすぐ何かツイートしたくなるだろうから終日NHK-BSを流していた。ワイルドライフはいい番組だ。 

 

12/25(金)(9日目)

 今日も有給。何とは言わんが13時からテレビ見てイライラして20分で消した。20分で消して正解だった。

 

12/26(土)(10日目)

 東京でコロナが949人とか出たんで、今ツイッターなんて見たらネガティヴなツイートが溢れて悲惨なことになってんだろうなぁと思って全く見る気が湧かなかった。 

 

12/27(日)(11日目)

 はいまた禁ツイッターを破りました。有馬記念を見に行った自慢のためだけに 

2時間だけツイッターをやった。けど馬券が外れたのでプラマイゼロである。

 今日はっきりと分かったけど、やっぱり自分には完全な脱Twitterは不可能だし、どうしてもTwitterをやりたくなる時があるんだ。四六時中張り付いてるのは論外だとしても、自分をアウトプットできる場所は欲しいなと思った。結局のところ自分で折り合いをつけながら、中毒にならないようにやっていくしかないんだろうなあ。

 

12/28(月)(12日目)

 昨日のツイッターがまずかったのか、Twitter見たくなってきた。困ったな。昨日「完全な脱ツイッターは無理だから折り合いをつけてやっていくしかない」みたいなことを書いておきながら、早速怪しいぜ。

 

12/29(火)(13日目)

 昨日はツイッターやりたかったのに、今日は全然そんな気分にならなかった。自身の感情や体調とリンクしてるんだろうな。リアル社会でいろいろ話した日はそんなに欲求が無い気がする。

 

12/30(水)(14日目)

 禁ツイッター最終日。長いような短いような、そんな2週間だった。

 一つ思ったのは、途中で二回ツイッターを見たのが結果的にはプラスだったんじゃないかということ。2週間きっちり断ち切れなかった言い訳みたいになるけど、あれのおかげで重度の禁断症状が生じずに済んだし、却ってよかったんじゃないかと思う。

 あと、自身に悪影響を与えていたのがツイッターだけじゃないのもはっきりした。は◯な匿名ダイヤリーとか、tgetterとか、ヤ◯ーニュースのコメント欄とか、あの辺のサイトはツイッターやめてる間にも見ちゃったけど、やっぱりネガティヴな内容が多いし、自制しないとツイッターと同じになると思った。

 さらに挙げるとすれば、自分でニュースを探しに行く習慣がついた。今まではNHKくらいしか見てなかったけど、朝日とか読売のサイトに自分で行くようになった。今まではタイムラインのニュースに流されて、自分の感情まで流されていたみたいだ。

 

 いずれにせよ、この2週間は本当に有意義だった。今は「ツイッターは見ても見なくてもいい」というような気持ちだけれど、今後は自制しつつ再びツイッターと付き合って行きたい。サッカーの話や競馬の話はしたいからね。

 もしも、再び精神的に不安定になるようならば、その時はもう一度ツイッターを断とうと思う。そうならないようにするのが一番なんだけれど。

 以上、2週間の記録でした。

 


 

完走した感想

 まぁ、概ね最終日に書いた通りだけど、結果的にメンタルは回復したので本当に良かった。みんなもSNSとの付き合い方は考えたほうがいいよ。自分も「インターネット歴クッソ長いから煽り煽られなんて上等。その辺の厨房とは違う」とか思ってたけど、いつの間にかメンタルガリガリ削られてたみたいだ。特にこの社会状況では尚更だよ。

 個人的には今後ツイッターを見る量は減ってくだろうね。自分がそこまでネット強者じゃない自覚が芽生えたし、「ブロックしたら負け」みたいな意識も完全に捨てたよ。特にツイッターは異常者が多すぎる。そしてそれは今後も増えていくだろう。マジで嫌になっちゃうね。5chみたいに専門板に隔離されてりゃいいのにな。

 

 そんなこんなで今年も一年ありがとうございました。(今年のプロ野球の感想はそのうち書きます。)

我々は東京から逃れることができるか(いや、できない)

 もう遠い昔の話になってしまった感じもするが、新型コロナウイルスの流行と、それに伴う諸々の労働環境の変化で、「テレワークで東京一極集中解消」みたいな声が沢山出ていたのが今から数ヶ月前のお話。

 

mainichi.jp

 

 

 あれから数ヶ月が経ったが、「脱東京」はどうなったか。今もなお東京では毎日100~200人前後の新規患者が発生しているものの、時短勤務は終焉を迎え、ガラガラだった通勤電車の乗客は回復し、Go Toトラベルで観光客がわんさかやって来る。確かに一部業界でテレワークは増えたものの、公務員のテレワーク率は15.9%だし、政府による具体的な一極集中解消策の検討すら始まっていないところから考えても、どうやら今回も「脱東京」は夢物語で終わりと言った所だろうか(バブル期の首都移転計画以来2回目)。

 と、まぁ堅苦しい話はこの辺にして…

 

 

 ところで、首都圏のみんな、

 本当に東京から離れたいかい?

 

 

 正直、「明日から完全テレワークだから出勤不要だし好きな所に住んでいいぞ」って言われたとして、じゃあ首都圏から離れようって思う?思わないでしょ。そりゃあ出勤が不要になるからわざわざ家賃の高い都心部に住んでいる人は郊外に移動するかもしれない。でも、東京から完全に切り離された場所に移り住もうと思う人ってそんなにいるかぁ? まぁ、自分が「家と職場とイオンの無限ループに嫌気が差して東京に来た人間」だから多少バイアスが掛かっているのは認めるけれどさ。

 「地方へ移住」って、言うのは簡単だけど、いざ実行に移すとなると相当な覚悟がいると思うんだ。今までの魅力的で利便性溢れる都会の生活をかなぐり捨てて移住する覚悟があるかどうか。その覚悟がある人はコロナ以前に仕事見つけてとっくの昔に出ていっているだろうし、実際の所、みんな「わたし以外の誰かが東京から離れて、人口密度が低くなったらいいな…」とか考えてるんじゃないの?(僕は考えてます)。  

 

 

 

 

 正直、今回僕が言いたいことは数年前のツイートを引っ張ってくるだけで終わっちゃうんだけど、 コロナ絡みのアレコレを経て、より一層「大多数の人は東京から離れることができない」という考えが強くなった。『魅力的なコンテンツやカルチャーは人と人の直接的な交流からしか生まれない。』なんてかなり過激な物言いだと思われるかもしなないけれど、そこまで間違っているとも思っていない。

 この数ヶ月間、インターネットを用いた様々なイベントがそこら中であって、特に大勢の人々によるリモート演奏会は確かに感動的な出来事ではあったけど、実際に見てみるとみんな最後には「今度は生で聴きたい」とか「次はホールでやろうね」とか言ってた訳なんですよ。つまり、お互いが直に会ってコミュニケーションを取ることが最も理想的とされているのであって、現在のインターネットにそれをそっくりそのまま代替するだけの機能は無い訳だ。もちろんVRやARもその域に達していない。嗅覚や触覚はおろか、視覚さえもリアルを再現できていない。

 

 じゃあ一体どこで「直に会ってコミュニケーション」するのか。そりゃあ東京でしょうよ。

 

 東京が現代文化の集積地として最も歴史があり、最も効率が良くて、最も多様化がなされている。そして、最も文化の媒介となる人間の数が多い。

 このまま人間が全国各地に散らばって、そこで「生演奏会」ができるかどうか?できないよね。だからみんな憧れて東京までやって来たんでしょ?別に音楽に限らずとも、様々な文化に身を投じるために。今では見る影も無いニコニコ動画も、かつてはネット発の新しい文化を生み出したとか言われてたけど、結局最後はどこにやって来た?原宿と池袋と幕張じゃん。インターネットでは完結できなかったじゃん。そういうことよ。

 

 誤解の無い様に言っておくと、別に地方に文化が無いとかそういう話じゃないからね。ただ、東京に憧れる人をこれからも東京は日本中から吸い続ける。それだけの話だよ。海の底に沈んだりしない限り。

  そして、万が一「脱東京」が成功したならば、数十年後にこの日記を思い出して笑ってくれ。

 

 

・おまけ

 「テレワークで東京一極集中解消」は非現実的だとしても、郊外に転居する人は結構多そうだよね。そんなあなたに八王子、おすすめですよ。いざという時も会社に駆けつけられる距離だし。これからは郊外の時代!(になるといいな)

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オリックスファン(見習い)が開幕から10試合を見た感想

 

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 前回はこんなタイトルでオリックス・バファローズを応援するようになるまでの経緯を書いたけど、開幕から10試合が経過したということで、ここまでほぼ全試合を見た上での感想を簡単に書き記していくことにする。

(あくまでもファン見習いの自分が試合を見た上で、思ったことを率直に垂れ流していくだけなので、熱心なファンは『今更お前に言われなくてもわかってる』『ニワカが偉そうな口を聞くな』といった感想を抱かれると思うが、そこはどうかご容赦頂きたい)

 

baseball.yahoo.co.jp

(それにしても1勝9敗って何なんだよ…)

 

・ミスが多すぎる

 何よりもこれ。プロ野球の試合を見ているとは思えない程ミスが多すぎる。エラーがつくようなのもあるけど、記録に残らない所謂怠慢プレーも多いから余計にイライラする。過去10戦を振り返って思い出せるだけでも、開幕戦のジョーンズの守備(右飛なのに1塁からタッチアップされる)、6/24ロッテ戦の後藤の悪送球(犠飛で2失点)、6/27ロッテ戦での中川の盗塁タッチミス(1点を争うゲームで結果的に痛恨の失点に繋がる)、そして6/30の敗因(失点に至るまでの過程が全てエラー絡みのせいで、全失点の投手自責点が0)。率直に言ってあまりにもひどい。昔からのファンはよく見ていて発狂しないなと思うレベルだった。

 

・負け方が想像以上にきつい

 

 オリックスの過去の成績は知っていたし、なかなか勝てるものじゃないという覚悟はしていた。しかし開幕10試合で既にサヨナラ負けが2回。その他にもミスからの自滅だったり、四球連発で自滅だったり。というか、普通の負け方がほとんどないじゃん…。特に、6/26の山岡のわずか3球での緊急降板と、6/28の山本先発&初回3得点でも負けたのは本当に呪われてるんじゃないかと思った。実況パワフルプロ野球14(開幕版)の栄冠ナイン*1を彷彿とさせるエグさだとも思った。

 

・暗い

 ロッテ6連戦を見ているときに思ったけど、ベンチの雰囲気が暗い。6/27のロッテ戦は先発の田嶋が7回途中1失点と好投したけど、降板時に労いの言葉を掛けにいったのがT-岡田だけのように見えた。少なくとも中継を見る限りではそう見えた。対するロッテベンチが一挙手一投足、全員で声出して盛り上がってるのとは対照的だと思った。まぁ、この連敗続きでは無理もないのかもしれないけど、どんな時でも明るい雰囲気を作る努力はして欲しい。

 

 

 

  とまあ、こんな感じで悪いところばかりが目に付いてしまった。でも仕方ないよね。1勝9敗だし。しかしちょうどこのブログを書いているときに今日の試合が終わりまして、

www.sanspo.com

 

 勝ちました。やっと勝ちました。

 散々悪口を書いたけど、今日はベンチから声がよく出ていたし、岡田のグラブトスなどの魅せるプレーもあり、いいムードを作りながら勝てたと思う(ヒギンスの登板はヒヤヒヤしたけど)。あとは先発の鈴木がドラ9のプロ6年目で初勝利というのも良かった。毎試合こんな感じで行けないものだろうか。

 あと、僕は今後もオリックスを応援します。ここでやめてしまうのも三日坊主だし、絶対にやめません。やめません。やめません。リーグ優勝するまではやめません。文字通り人生を賭けていくからな。

*1:高校野球部の監督となって選手に指示を出し、甲子園優勝を目指すモード。14開幕版は難易度が非常に高く、投手の能力や監督への信頼度が低いと、例え10点リードしてようが9回裏に11点取られてサヨナラ負けする。以降のバージョンでは多少改善された。

応援するプロ野球チームを決めるまでの話

 

 半年前、こんなことを書いた。

 自分はサッカーが好きだけれど、野球も割と見る方だと自負している。甲子園大会・夏の県予選・東京六大学野球都市対抗野球など、様々なカテゴリの試合を現地で観戦してきたし、暇なときはBS1パ・リーグの中継を眺めていたりする。ただ、地元(静岡)にプロ球団がなかったこともあって、「年間を通じて特定の球団を熱心に応援する」ということを経験せずに今まで生きてきた。(それはサッカーで行っていたというのもある)。そして、唯一プロ野球の試合だけは生で観戦したことがなかった。

 で、流石にそろそろプロ野球を見に行くべきだと思い、どうせならこれを期に応援する球団も決めたほうがより楽しめると思ったのだ。そこで応援する球団を選ぶことになったのだけれど、なにしろ「応援する球団を自分で決める」ということが初めてだったので、どうすればいいのか少し悩んだ。サッカーの場合、物心ついたときには既に地元のクラブを応援していたからね。

 

sp.buffaloes.co.jp

 

 で、なぜオリックス・バファローズを選んだのか。それは、12球団で最もリーグ優勝から遠ざかっていて、多くのファンが自虐的でありつつもおおらかで、マスコット(ブル・ベル・ポンタ)が愛されているところが、どことなくサッカーのJ2クラブのようで親近感を覚えたのと、どうせなら周囲に応援している人がいないチームを応援したかったから。他には応援歌の「SKY」が格好いいなと思ったのもある。あと、チケットも取りやすそうだし。(ごめんなさい)

 なかなか優勝できないかもしれないだろうけど、それでも応援するうちに愛着が湧いてくるだろうし、その分優勝した時の喜びもひとしおだろうなぁと。プロ野球Jリーグよりも試合数が多いし、毎日の楽しみも増えるだろう。あと、既にDAZNも契約していたので全試合見れそうだな……そのようなことを考えていたら、ようやく2020年のシーズンが開幕した。

 

 

 

おい、ここまで弱いなんて聞いてないぞ。

何だ開幕して1勝7敗って。どうなってるんだこれ。

 

 

(7/1 追記)続きを書きました。

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